北海道知事 鈴木知事 様
私は、小樽市に住む橋本ひとみと申します。
コロナ対策でお忙しい中大変恐縮ではございますが、どうしても、私の愛する北海道を代表して鈴木知事に
関心を持って頂き、環境省に理不尽な思い、無念な思いを納得できる形にして欲しいと、聞いていただきたいのです。
改めて、私は、札幌市で10年、後に小樽市で10年、犬のブリーダーを始めて20年なります。
ご存知かと思いますが、今年7月に小泉環境大臣が改正愛護法案を打ち立てました。
ご本人いわく、何があっても、誰が何と言おうと、この法案は通し2020年6月1日から実行すると申されています。
ですが、このことで、沢山の犬猫の命が脅かされる事態になります。
もう、その影響は始まっていますが、今迄の愛護法が出来て15年程だそうです。今年までの15年で徐々に年々進められ、私達もそれに従ってきました。そして、保護犬は年々減り、ブリーダーも新たにブリーダーになる為の規制が厳しい事もあり、年老いたブリーダーから順に廃業し、15年間で4割のブリーダーが消えたそうです。
なのに、純血種の仔犬を癒しとして求める人衆は増え続け、数年前から仔犬のお値段は高値となり、もはや、庶民の手の届くお値段ではありません。
まだここまでは、仕方ないにしても、これからの改正愛護法は、いい悪い関係なくブリーダー一律の規制です。天然記念物の日本犬は除外だそうで、それは、逆に言えば、この規制で日本の洋犬のブリーダーは壊滅的打撃をこうむると、わかっているということです。洋犬は日本からの消えます。わずか残ったブリーダーも、衰退とともに掛けるオスがいなくなり
時期に廃業を選択せざるを得なくなるでしょう。
コロナ禍で民衆は仔犬に殺到しました。つまり、世の中が切迫すると、人間は何かに癒しを求めます。
もし、改正愛護法案で、癒しの一つが消えたとしたら?考えてみて下さい。
しかも、今回の法案は、悪徳ブリーダーの排除と言いつつ、規制は、ブリーダー一律です。
これで、世に、行き場を失った犬猫が溢れたら、それは、愛護の精神に反します。
また、この法案を作ろうと思い立った小泉環境大臣のきっかけは、素人の愛護団体によるものです。
詳しくは、10月29日発売の週刊新潮をお読み下さい。克明に真実が語られています。
その様な、安易なきっかっけで、この法律が出来、年間のペット業界興行収入14兆円が失われる!そのことを、
国は後で知らなかったで済ませるおつもりでしょうか?
改正愛護法案が通ると、間違いなく、起こる事は、
①ブリーダーが所有している犬猫が、頭数規制によって、世の中に溢れる。
②ブリーダーは廃業、職を失う
③日本の犬のレベルは、たちまち衰退、停止、世界のケンネル界から脱落する。
④日本には純血種の犬猫がいなくなり、庶民にいきわたらなくなる。
⑤日本の経済、年間興行収入14兆円は、みるみる減少、消滅する。
最後に、ブリーダーの役割についてお話します。
ブリーダーは人間が作り上げた犬猫の血を守り、それを日々向上させる役割が元よりあります。
加えて、庶民が求める癒しがペットブームとなり、はたまた、飼育に挫折する人が出ないように、飼育のプロであるブリーダーは、ペットを飼いたい庶民に、上手な飼育方法を伝授する役割もあると考えます。
ブリーダーを、失うことは、国にとって大きな損失だとお思い頂ければ、私の思いが通じたと考える事ができます。
そして、どうか、環境省に、国益を脅かす法案が、短期間で成り立たせるなど、あってはならないのでは?と疑問を投げかけて下さい。
私たちブリーダーが、束になっても、ブリーダーの経験や犬猫の習性を訴えても、どうにも素人考えの法案は通すつもりか、各自治体の保健所には、確定していないにも関わらず、元の理不尽な案が通達されています。
どうか、この事態、鈴木知事に知っていただき、自治体側からも疑念を環境省に訴えて頂きたいと思います。
59歳のいち庶民の声が、鈴木知事に届くことを、祈っています。
橋本
PS:リサーチ不足で
日本犬の規制は販売時の仔犬の日数で、洋犬は生後56日のところ、日本犬は生後49日のままだそうです。
まー、それも、根拠が分からないお話ですが💦訂正します。
まーこのような、お手紙を書きました。
知事に届くかな〜?
グランママでした〜(. ❛ ᴗ ❛.)/