犬には犬の寄生虫がいます。
犬舎の犬達は、年に4回の定期駆虫をしています。
ですが、交配した母犬は、駆虫出来ません。
寄生虫の卵は薬で落ちませんので、出産後、産後のダメージなどで卵が羽化する可能性があります。
なので、母親の体調を見て、仔犬が余りに小さいときは、母親のみ。
目が開いて よちよち歩き状態であれば親子で駆虫致します。
その他、離乳食開始のタイミング、母親を離すタイミングで駆虫します。
ですが、仔犬にとって犬舎は生まれた家、ストレスのない場所です。
お母さんのお乳から等、寄生虫が感染したとしても、駆虫薬を投与された状態では、寄生虫は卵で仔犬のお腹に潜んでいる可能性は大いにあります。
寄生虫は羽化した時が駆虫の絶好のチャンスです。
1歳までの幼少期(特にご飯の量を増やした時、遊び過ぎた時、お家に変化があった時、気温差が大きい時)に何度か寄生虫が出ることがあります。
お渡しが赤ちゃんの時期なので、その子育てをお客様に託す事になりますが、手渡した後の環境は、ブリーダーの見えないところであります。
そこで、お客様にお願いがあります。
お渡し前の説明、飼育ガイドを何度も読み返し、例え以前に飼育経験者があっても、それに甘んじずに、初心に返って子育てをして頂きたいです。