ブリーダーの本音

ブリーダーの本音

仔犬は、ブリーダーから、買って下さい。
物として扱うペットショップで買って欲しくありません。
ブリーダーの本音です！
もし、ペットショップで仔犬や子猫が売れなくなったら、ブリーダーは、ペットショップに卸さなくても、産まれた子を全員、直接お客様に売ることが出来ます。
しっかりと、健康的に育てて、育て方、躾の方法を教えて、初心者でも上手に育てられるように、教えることが出来ます。
つまりは、巣だった子達、全てを幸せにすることが出来ます。
自信があります！
私は犬のブリーダーなので、犬に関してのみになりますが、手掛けた仔犬達が、どんなお客様の手にわたり、どんな家族の仲間に入れてもらい、きっと、幸せになるのだろうと予想させて欲しいです。
ペットショップがある限り、ペットショップで購入する、お客様がいる限り、私は産まれた全員の行く末を見ることが出来ません。
そして、ペットショップがある限り、ブリーダーは、ペットショップの製造工場というイメージが消えません。
そんな、悪事の片棒を待たされたブリーダーっという職業、夢ある若者に伝承するのも難しくなります。
ブリーダーは、人生を掛けた職人業です。
私は、両親の死に目にも、通夜の夜に泊まることも出来ませんでした。
ブリーダーになって、19年の内、たった4回、慣れたスタッフに犬達を任せて、４回の一泊旅行をやっとすることが出来、４泊分の休みが頂けました。
そこまでしても、ブリーダーの仕事を辞める事が出来ませんでした。
この仕事の遣り甲斐、素晴らしさ！
他の仕事には感じる事の出来ない職業です。
だから、どんなにお金にならなくても、時には借金しても、時には他に商売をして、そのお金を投入しても、この仕事を辞めずに、ワンコ達が幸せに、そして、そのワンコに幸せを頂く人間を増やす！それは、私の務め、使命、そう思って続けてきました。
私が命を掛けてやって来たことを、私の命がある限り、成果として残したいものです。